このサイトでは,赤外線を検知して写真撮影をする装置の説明をしてます.
センサーには焦電赤外線センサーを使いました.
動作確認をしたデジタルカメラは,ペンタックスの DS,DS2,DL2,K100D,K10D と,
キヤノンの Kiss Digital N です.
他にも接続可能な機種はありますが,実機での動作確認をしておりません.
例えば,PENTAX の ist D, DL, 200K, 20K とか 他のKiss シリーズは動作する可能性が高いのですが,
実機で接続したことがありません.
身近で見ることが難しい野鳥や生き物の撮影に活用できます.
温度分布の変化を検出するので,
周辺との温度差が小さい被写体とか,
動きが遅い被写体とか,
寸法が小さい被写体は反応し難くなります.
両手が汚れていて,カメラに触れることが出来ない状況に利用することもできます.
例えば,料理写真を撮りたいときに活用できます.
センサの感度は,周辺の温度に影響されます.
一般的に,温度が上がれば敏感に,下がれば鈍感になります.
例えば,夜の間にセンサの感度調整をしておいた場合,
昼間の日光が当るような場所で使用すると,
想定以上に頻繁にシャッターが切られてしまうことがあります.
シャッターが常時切られるような状態になることもありますので,
使用するときのセンサの周辺温度を考慮した感度設定をする必要があります.